社会人になり1人暮らしを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それぞれ不安なイメージもあれば、楽しそうなイメージもあるかと思います。
しかし、1人暮らしを始める前に必要な情報さえ知っていれば、不安も解消されスムーズに始めることができます。
したがって今回は、筆者の実体験に基づいた、1人暮らしを始めるまでの流れと準備すべきことをご紹介します。
1人暮らしを始めるまでの流れ
1人暮らしを決めてから、実際に開始するまでの大まかな流れを紹介します。
1人暮らしというのは、いきなり始められるものではなく、事前の準備としてやるべきことがあります。
始めるまでの流れが一般的に決まっているので、参考にしてください。
【1人暮らしをするまでの大まかな流れ】
①資金集め
↓
②物件探し
↓
③家具・家電探し
↓
④物件の契約
↓
⑤ライフラインの契約
↓
⑥家具・家電の設置
↓
⑦1人暮らしスタート
1人暮らしを始める前の準備
先ほど、流れについてお伝えしましたが、具体的に何を準備すればいいのかを解説します。
手順に沿って自分が今何をすべきなのかを把握しましょう。
資金集め
1人暮らしを始めるには、一定以上の資金が必要です。まず最初にお金を貯めましょう。
「一体いくら貯めればいいのか」という疑問が浮かんで来ると思います。
具体的な費用の内訳については後述しますが、1人暮らしを始めるのにかかる初期費用は平均30万〜60万円です。
家賃や条件によって変わるので、後ほど解説します。
物件探し
ある程度資金が確保できたら、次は物件を探します。
物件探しが1人暮らしする上で、1番重要視すべきポイントです。
重要視する理由は、物件が今後の生活の質に直接的な影響を及ぼすからです。
早く1人暮らしを始めたいからといって、しっかり下調べをせずに物件を決めてしまうと、後悔するので注意しましょう。
そして、ある程度候補が決まったら内見に行くことをおすすめします。
物件探しのポイントは、大きく分けて5つあります。
①家賃
②間取り・部屋の詳細情報
③立地・アクセス
④周辺施設
⑤不動産会社
どの点がポイントなのか1つずつ解説していきます。
物件探しをするときに活用できるWEBサイト
家賃
1つ目は家賃です。
家賃とは、賃貸物件を借りた場合に物件の貸主に毎月支払う住宅の使用料です。
毎月支払うものなので、無理せず支払いができる金額に留めておくことが重要です。
第一に、家賃の決め方の大前提として生活が苦しくならないようにしましょう。
適切な家賃の目安として一般的に「手取りの3分の1程度」とされています。
【家賃の目安の例】
・手取り18万円の場合
180,000円×30%=54,000円(家賃)
・手取り20万円の場合
200,000円×30%=60,000円(家賃)
・手取り25万円の場合
250,000円×30%=75,000円(家賃)
この計算は一つの目安なので、自分の給料にバラつきがある方や自由に使えるお金を増やしたい方は3分の1以下にするといいでしょう。
間取り・部屋の詳細情報
2つ目は間取り・部屋の詳細情報です。
間取りとは部屋や仕切りなどの配置を平面図で表したものになります。
この間取りは、自分の好みやこだわりを求めるときに重要視します。
間取りの表現方法として、数字やアルファベットで表されることが多いです。
例えば、「1K」「2LDK」「1DK」などです。
【間取りで使われるアルファベットの意味】
・R…「ルーム」ひとつの空間にまとまった部屋
キッチンやリビングの区分けがされておらず、コンパクトな単身向けの物件
・K…「キッチン」部屋とキッチンに区切りがある部屋
Kの前の数字によって部屋数が変わる
・D…「ダイニング」食事をとる空間
一般的には食事用のテーブルなどが置かれる
・L…「リビング」居間としての空間
家にいる時間の多くはリビングで過ごすため、くつろぐ空間として利用される
これらのアルファベットを組み合わせて、物件の間取りを効率よく表記できます。
1人暮らしで一般的に選ばれるのは、「1R」・「1K」が多いです。
部屋の詳細情報は、部屋の配置や設備の充実度などがあります。
ここでいう部屋の設備が充実している物件ほど快適に過ごすことができます。つまり、自分にとってどの設備が必要かを考えながら情報収集していくと最適な最適な物件が見つかります。
例えば、部屋の詳細情報がどんなものがあるかというと
・ベランダがあるかないか
・収納部屋やクローゼットがあるかないか
・オートロックがついてるかついてないか
・エアコンがあるかないか
・トイレとお風呂が一緒か別々か
・洗濯機は室内か室外か
・トイレは温水洗浄便座がついてるかついてないか など
同じ建物でも部屋によって詳細は様々です。
この詳細が充実していればしているほど、家賃が高くなる傾向が多くなります。
そのため、物件を探す時、自分の中で「これだけは絶対に譲れない」という条件を決めておくと、紹介物件が絞れるので楽になります。
つまり、譲れないポイントと現実的に支払える家賃のバランスを考えることが重要です。
立地・アクセス
3つ目は立地・アクセスです。
物件探しにおける立地とは自分の生活に合った場所であるかどうかです。
アクセスは交通手段の利便性があるかどうかを意味します。
立地・アクセスは生活レベルを向上させるために必要不可欠な条件です。
立地の良し悪しや移動手段の多さで生活の質が変わります。
【立地・アクセスで見るべきポイントの例】
・日当たりの良さ
・風の入り具合
・騒音の多さ
・最寄り駅の路線の多さ
・物件から最寄り駅までの距離 など
ここでいう良い悪いの基準は、あくまで個人の主観によるので、自分の中で最低ラインを決めておくと良いでしょう。
日当たりは洗濯物が乾く時間や部屋の明るさなど、風の入り具合は部屋の湿度や温度に影響します。
ここで1番重要視したい点は、物件から最寄り駅までの距離になります。
電車通勤される方などは、家から駅まで歩けるのか、バスや自転車が必要なのかによって生活水準が変わります。
まず、駅まで近いメリットとして、天候にあまり左右されずに駅を利用できる点があります。
バスを利用すると出費が増えたり、遅延により遅刻したりしてしまう可能性もあります。
しかし、デメリットとして、駅に近いからこそ騒音が大きかったり、人が多かったりすることもあります。
一般的には駅から近い物件ほど家賃が高くなる傾向があります。
この立地・アクセスは日常生活において行動の軸になりますので、このポイントを参考しながら場所を決めることをおすすめします。
周辺施設
4つ目は周辺施設です。
周辺施設とは物件の周りにあるお店や施設のことです。
周辺施設が充実しているかどうかで、生活の快適レベルが変化します。
自炊する人はスーパーがあるか、外食する人はコンビニや飲食店があるかは意外と重要だったりします。
また、近くにあって便利なものは薬局です。
急に体調を崩した時やけがをしてしまった時に薬局があると、いざというときに助かります。
物件探しのポイントの中では、優先順が低くなりがちですが、周辺施設の充実度が高いほどメリットしかないので、事前に周辺を調べておくことをおすすめします。
不動産会社
5つ目は不動産会社です。
物件探しの中で、良い物件に出会えるかどうかは不動産会社によると言っても過言ではないくらい重要です。そのくらい不動産選びも慎重にしましょう。
不動産会社を重要視する理由は2つあります。
①不動産会社は物件選びのプロ
一般的に物件探しはSUUMOやホームズなどの大手ポータルサイトを利用することが多いと思います。
ただ、私たちは物件探しに関しては素人です。そのため、ポータルサイトで家賃や詳細情報を見ても、「何でこの条件でこの家賃なんだ?」とか「かかる費用は全部でいくらか」とか「この物件のデメリットは何か?」などを調べるのはとても難しいです。
また、自分が求める条件にぴったりな物件が見つからずに諦めることもあります。
その点において、不動産会社は物件探しのプロです。ネットには掲載していない物件も紹介してくれます。また、自分が良いと思った物件の思わぬメリットデメリットを教えてくれます。
つまり、ある程度の家賃や条件が決まったら、不動産会社からおすすめの物件を紹介してもらう方が良い物件出会えます。
②不動産会社によって契約時の費用が異なる
不動産会社によって契約時にかかる費用が異なる場合があります。
代表的なものでいうと、仲介手数料です。
仲介手数料とは物件を紹介してくれた不動産会社に支払う費用です。家賃の何%かと定められているところが多いです。
ただ、不動産会社の中には、同じ物件でも仲介手数料を無くしてくれるところもあるので、初期費用を抑えたい場合は不動産会社に交渉してみることもおすすめです。
また、不動産会社側は営業をしているため、早めの契約の決断を迫られる場合があります。その際に焦って契約するのではなく、しっかりと納得した上で契約するようにしましょう。
したがって、費用削減や好条件かどうかは不動産会社によって異なるので、物件探しをする際は最低でも2社以上の不動産に同じ物件の問い合わせることが重要です。
家具・家電探し
自分の住みたい物件がほぼ決まったら、次は家具と家電を探して購入します。
家具と家電を買う際は、機能・サイズ・デザインをしっかり調べてから購入することが重要です。
物件が決まると、その物件の間取りに合った家具と家電のサイズを調べます。そのサイズ感にぴったりなものを購入するのがベストです。ただ、スペースが余る分には問題ないですが、万が一サイズが足りない場合、また新しいものに買い替えなければならない可能性があります。
つまり、物件が決まったら、まず初めに家具と家電の配置を決めてサイズを測りましょう。
サイズを把握したら、次に機能とデザインを自分好みにします。
具体的にどんな機能が良いかは別の記事で紹介します。
購入する時は、家具であればインテリア用品店(ニトリ、IKEAなど)、家電であれば家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)に行って、実物と値段を見てから決めた方が良いです。
いきなりネットで買うと、思ったのと違うサイズ感や違う色の物が届く可能性があるので、特に注意です。
物件の契約
物件と家具・家電が一通り探し終えたら、次に物件の契約をします。
基本的には不動産会社を仲介しての契約になります。
ここで重要なのが、契約時にかかる費用と契約書の注意事項を必ず確認することです。
理由としては、本来必要ないオプションが付いていたり、加入しなくてもいいサービスに加入してしまったりするからです。
不動産会社も営業の立場なので色々とオプションやサービスをおすすめしてきますが、オプションなどの加入は必須ではない場合もあるので、その場で確認しましょう。
例えば、
・家賃の支払いを指定のクレジットカードで払うとポイントが貯まる
・家庭内のトラブルを24時間サポート
・家電がセットで付いてくるオトクなプラン割 など
ただ、オプションにそれぞれメリット・デメリットがありますので、自分に合うものかよく確認してから加入するか決断しましょう。
また他にも、住む予定の地域の特殊なルールや物件の具体的な注意事項がありますので、契約前に必ず読みましょう。
ライフラインの契約
物件の契約が完了したら、次はライフラインの契約です。
ライフラインとは、日常生活を営むための最低限必要な設備のことで、主に電気・ガス・水道などを指します。
このライフラインを契約しないと電気やガスが使えず生活できないので、物件の契約後に合わせて契約しましょう。
電気に関しては、電力市場の自由化に伴い、様々な電力会社が存在しているため、どの電力会社を選べば良いかわからないことがあると思います。
また、不動産会社経由で電力会社から営業の電話が入ることもあります。
数ある電力会社の中でどこが1番自分に合っているかを決めるには、事前に各電力会社のプランをしっかり調べることが重要です。
今の時代、物価や電気代が高騰しているので、1人暮らしの生活が圧迫されてしまう状況が出てくる可能性があります。そんな中、生活する上で必要不可欠な月々の水道光熱費をいかに少なくできるかで、生活の快適度が変わっていきます。
自分にとって最適なライフラインを整えましょう。
家具・家電の設置
ライフラインの契約が完了したら、次は購入した家具・家電に設置をしていきます。
物件の契約をすると、入居日に不動産会社から鍵を受け取り、家具・家電の運搬と設置を始めていきます。
ただその前に、部屋に初めて入ったらまず最初に必ずやるべきことがあります。
それは、部屋の汚れや傷の有無と場所を隅々まで確認して証拠の写真を撮ることです。
なぜか必ずやるべきなのかというと、契約が終了して退去する際、自分が付けてしまった傷かどうか確認できるからです。最初から付いていた傷であれば、証拠の画像があるので、自分が付けていない証明ができます。この証明ができれば、退去時に無駄なクリーニング代や修繕費などを支払わずに済みます。
したがって、初めて部屋に入ったらまず最初に、汚れと傷を確認して写真を撮りましょう。
いざ家具・家電の設置作業を始めていきますが
運搬と設置を業者に依頼する場合は配置を指定するだけなので1人でも十分です。しかし、業者に依頼しない場合は、自分たちで運搬から設置までを行わなければいけません。
そのため、自分たちで家具・家電の設置をするのであれば、最低でも2人以上の人手が必要です。
冷蔵庫や洗濯機の設置、ベッドの組み立てなどは一人では厳しいので、一緒にやってくれる協力者を探しましょう。
また、設置作業を行う際は、壁や床に傷をつけたり、隣の部屋への騒音に注意しながら行いましょう。
この設置作業はかなりの重労働になります。夏の場合、暑い中大変な作業になります。その際に、その部屋で電気が通っていればエアコンが使えるので、つらさを軽減できます。だからこそ、前述したように物件決まったらすぐにライフラインの契約することをおすすめします。
1人暮らしスタート
物件の契約してから、家具・家電の設置まで完了しましたら、いよいよ待ちに待った1人暮らしのスタートです。
住み始めは必要最低限のものしか準備していないことが多いので、生活する中で徐々に「あれが必要だな」とか「これあったら便利だな」とか色々出てきたら揃えていけば良いと思います。
最初は不安だったり、ストレスがたまったりすることがあるかもしれませんが、慣れてきたら段々楽しめるようになっていきます。
今後の1人暮らしを快適にしていきたいと思いましたら、このサイトで快適にするための役立つ情報をたくさん発信していきますので、ぜひ色々なブログを読んでいただけますと幸いです。
物件探しから1人暮らし開始までの期間
物件を探し始めてから、契約して1人暮らしを始めるまでの一般的な日数は2~3か月ほどです。
1人暮らしを始めるまでにかかる日数を各フェーズに分けて紹介します。
・物件探し
物件探しが一番大事なので約1~2か月くらいかかります。より良い物件を探したい人は3~4か月かけても全然良いと思います。不動産会社の方の話を聞くだけでなく、実際に内見に行くこともあるので、時間がかかります。
・家具・家電探し
家具・家電探しは2,3日ほどかかります。2日ほどかけて家電量販店やインテリア専門店などに下見に行くことが多いです。その他はネットで購入するとすればあまり日数はかからないです。また、ある程度自分の好みのデザインなどが決まっていれば、よりスムーズに購入できます。
・物件、ライフラインの契約
物件の契約、ライフラインの契約は1日でできます。それぞれ担当の方と契約書や注意事項の読み合わせをして、問題なければ書面の記入や申し込みをして完了です。
入居申し込みから実際の入居までは、退去済みの物件であれば最短で2週間、最長でも3週間前後が一般的な目安になります。物件を貸す側や保険会社などの審査があるので、少し時間がかかります。
・家具・家電の設置
家具・家電の設置は頑張れば1日で終わります。
これらの流れを一通り行うと、一般的に2~3か月かかります。
早く1人暮らしを始めたい場合は前もって準備を計画的に進めていきましょう。
筆者の体験談
ここでは実際に筆者が1人暮らしを始めるまでの体験談を紹介します。
筆者は1人暮らしをしたいと思い始めてから、1人暮らしをスタートするまで約2ヶ月かかりました。
この日数は一般的に早い方だと思います。
(それは筆者が思い立ったら即行動するタイプだからということもあります・・・)
急に1人暮らししたいと思い立ったこともあり、今まで1人暮らしをするなんて微塵も考えていなかったので、何から始めればいいか全くわかりませんでした。
そこで、まず最初に筆者が始めたことは、経験者からの情報収集でした。先に1人暮らしを始めた友達や会社の先輩に当時の状況を聞いてみました。
初期費用はいくらかかったとかここら辺は住みやすい地域だとか実際に体験した人にしかわからない情が知りたいと思い、色々な人に聞きました。
聞き込みである程度イメージがついたら今度は、時間がある時にSUUMOやホームズを見るようにしました。
自分が勤める会社の最寄り駅までどこの駅からなら通いやすいか、許容範囲のエリアを決め、その周辺の物件を検索してました。
筆者は「1Kがいい」とか「風呂トイレは別がいい」とか「温水洗浄便座つきがいい」など詳細情報のこだわりが多かったため、条件に引っかかる物件を探すのに苦労しました。社会人になってまだ浅いので、高い家賃のところは検討できませんでした。
その時、自分で調べるだけじゃ何が良い物件なのかわからないので、不動産会社に問い合わせしました。
実際に話を聞きに行くと、自分が良いと思っていた物件のデメリットを教えてもらうことができました。それを聞いて自分には合わないと思い、その物件はやめました。
やはり自分で探すより、プロにお願いしたほうが早いし正確なので、自分の想定する家賃とこだわり条件とエリアを伝えて探してもらいました。
不動産会社の方から3件ほど物件を紹介していただきました。やはり、自分で見つけることができなかったところを紹介してくれたので、頼るべきはプロだなと思いました。
紹介してくださった物件の中で、自分に合う一目惚れするところがありました。
しかし、その不動産会社の方は「この物件は人気なのですぐ契約しないと埋まってしまう可能性が高いです」と焦らせるようなことを仰っていました。もちろん、相手は営業なので即決を迫ってくることは承知していましたが、筆者としては何件かしっかりと内見して比較検討してから決めたいと思っていたので、気になる物件の見積もりだけもらってその日は帰りました。
後日、気になった物件をポータルサイトで調べてみたら出てきました。その物件を掲載している不動産会社は1社目とは違う会社だったので、再度違う会社に問い合わせて話を聞きに行きました。
2社目は気になる物件の地区にある不動産会社でした。
そこで、担当の方に再度その気になる物件について詳しく聞いてみると、詳細情報は何も変わらなかったです。
ただ、2つの会社で大きく異なった点は、即決訴求をされなかったことと初期費用を削減してくださったことです。
担当は筆者のスケジュールに合わせて内見の予定を組んでくださったり、営業時間が過ぎても真摯に対応してくださったりしました。また、1社目では見積もりの中に仲介手数料やオプションが含まれていましたが、2社目で初期費用を抑えたい相談をしたところ、仲介手数料を0円にしてくださり、必要最低限の契約に留めてくださりました。
見積もりを比較したところ、10万円以上の費用を削減することができました。
そのため、不動産会社はしっかりと2社以上で比較して、より良い方の会社で契約した方が良いとおすすめできます。
物件が決まったら、すぐに必要な家具・家電を探す作業をしました。内見した際に、家具・家電のそれぞれ設置位置を決めておいて、サイズ感をメジャーで測りました。
実際に家電量販店やニトリ、ホームセンターなどに足を運んで実物を見てサイズ感を確認しました。筆者の場合は、直販よりAmazonの方が安かったので、同じ商品がAmazonにあればネットで購入していました。筆者は部屋をモノトーンで統一したかったので、黒いデザインのものを中心に買いました。
いざ入居日に、ネットで買ったものが続々と届くので、家族に協力してもらって設置を行いました。1人でやるとなると相当大変だろうなと感じたので、最低でも2人以上は協力者がいた方が良いと思いました。
筆者はなるべく初期費用を抑えたかったので、なるべく必要最低限のものしか買わず、1人暮らしをスタートさせて後から必要だと感じたものを追加で買うスタイルで始めました。
筆者の場合、初期費用は約45万円かかりました。大体相場と同じくらいです。
今回の1人暮らしの準備の中で、前述した流れの通り、筆者も物件探しに一番時間をかけました。
1人暮らしを快適する上で、生活の中のストレスを減らすことが特に重要になっていきます。
そのため、自分のこだわりや生活圏で譲れないポイントが何かをしっかりと分析し、それが実現できるような物件を選びました。
1人暮らしを検討されている方は、ぜひ筆者の体験談を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、1人暮らしを始めるまでの流れについて解説しました。
これから始めようかと考えている方には、始める前の準備するタイミングでぜひ読んでいただきたい内容になっています。
1人暮らしは楽しみなことがある反面、生活費の工面や契約情報の管理など面倒くさいこともあります。この記事にある情報を何も知らない状態で始めても損してしまう可能性があるので、事前準備をすることが大切です。
ぜひ、準備をしっかりしてこれから楽しい1人暮らしをスタートさせてください。