隣人トラブルはどこに相談するのが正解?トラブル発生時の対処方法と相談先をご紹介!

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近年、引っ越しをした際の隣人トラブルは増加の傾向にあります。
そんな隣人トラブルは生活を乱し、家庭や個人の負担を増やします。また、その負担が深刻化した結果、個人間の解決では難しくなり、警察や弁護士などへの相談が必要な場合もあります。

しかし、事前に予防策や対処法を早期に対応すれば環境改善や損害予防につながるでしょう。現在、自分事ではない方も隣人トラブルが起きた想定でトラブル解決への道を確認してみることをおすすめします。

この記事では、隣人トラブルが起きた場合にどこに相談すればいいのか、隣人トラブル発生時の相談先の紹介と相談の際のポイントを解説していきます

この記事はこんな方におすすめです
  • 現在、隣人トラブルに悩んでいる方
  • 最近引っ越しをした方
  • 近隣で隣人トラブルを予防したい方

隣人トラブルが起きた場合の対処方法

隣人トラブルはいつ起きるか予想がつきません。そのため、誰でもいつでも巻き込まれる可能性があることを想定しておくとよいでしょう。

隣人トラブルが起きたとき、個人間で穏便に解決できることが一番安全かつ適切な対応策になります。ただ、隣人トラブルが深刻化し、どうしても個人間で解決できない場合に第三者の機関を利用するようになります。

ここでは、隣人トラブルが起きた場合の対処方法を挙げていきます。
もし現在、隣人トラブルに巻き込まれている場合、自分がとれる最適な対処方法は何か確認してみましょう。

対処方法に関してはこちらの
隣人トラブルの最適な対処法を解説!トラブルの原因と実例から今からできる予防法をご紹介も併せてご覧ください。

隣人トラブルが起きた場合の対応策まとめ
①直接声をかけて話し合う
②管理会社に報告する
③公的機関に相談する

①直接声をかけて話し合う

隣人トラブルが起きる前、もしくは隣人トラブルが起きた初期の頃は、当事者同士で話し合う方法があります。
この話し合いでお互い納得のいくような穏便な解決ができたら、一番最適な対処方法になります。
しかし、この直接声をかけて話し合う方法には注意すべきことがあります

直接声をかけて話し合う方法の注意点

直接声をかける方法の注意点は、声をかけてもいい相手か判断すること声のかけ方です。

まず、声をかけてもいい相手かの判断は、当事者が隣人トラブルを起こす行為を故意的に行っているかどうかで決めることが重要です
基本的に隣人トラブルが起こる要因は、当事者の無自覚な行動によるものが多いです。この無自覚な場合は、当事者に悪気はないため声をかけても大丈夫なパターンが多いです。
しかし、故意的にトラブルを起こす人は、声をかけた際に激昂してしまう可能性があります。
そのため、声をかけていい相手か、慎重に見極めて判断する必要があります。

次に、声のかけ方については、相手の立場を考えながら丁寧に話すことが重要です
声のかけ方を丁寧にすれば、穏便に解決することが多いです。
一番やってはいけないパターンは、相手が完全に悪いと決めつけてしまうことです。
自分がストレスを感じているからといって相手を不快にさせたり、怒らせたりすることを言ってしまうと、最悪の場合、事件に発展してしまう可能性があります。
ただ、相手に気を使いすぎて下手になってしまうと、結局解決しなくなってしまいます。

したがって、相手に声をかける際は、いきなり感情的にならず、冷静に問題の内容を伝える準備が必要です。トラブルの原因を具体的に示し、解決策を一緒に探す姿勢を示せば、対立を避けやすくなります。
この声のかけ方はとても難しいですが、自分の悩みと改善してほしい点を主張しつつも、相手の状況も理解して優しく歩み寄ることが大切です

②管理会社に報告する

隣人トラブルが起きた際の対応策として管理会社に報告する方法があります。

管理会社は大家さんに代わって物件を適切に管理・維持する役割を担っています。したがって、隣人トラブルが発生した際、管理会社はその解決に努める必要があります。
そのため、生活の中での隣人トラブルが個人間で解決できない状況であれば、まず管理会社に連絡しましょう。管理会社にトラブルの内容を早期に共有することで対処しやすくなります。

この管理会社に報告する際のポイントとしては、トラブルの事柄の詳細を明確に伝えることが重要です。
「いつ」「どこで」「誰が」「どんなことが起きてるか」「どのくらいの頻度か」などをしっかり時間をかけて原因を特定し、記録してから管理会社に報告しましょう
しかし、この報告が曖昧になってしまうと、管理会社も対応してくれない可能性がありますので、状況の詳細を記録するようにしましょう。
他には、同じく悩んでいる近隣住民の声を集めて報告するのも効果的です。

③公的機関に相談する

管理会社に報告しても解決しない場合の対応策としては公的機関に相談所する方法もあります。

無料相談などを行っている機関が多く存在しているため、解決が難しい場合は相談してみるのもいいでしょう。
隣人トラブルは、精神的にも負担が大きいです。今後の生活も安心安全で過ごせるように、トラブルの解決だけでなく、メンタルケアも怠らないようにすることが大切です
相談の際は、管理会社に報告するのと同様に、必要に応じて証拠の詳細な記録や近隣住民の声を集め、状況を正確に伝える準備も大切です。

公的機関を利用するメリット

公的機関を利用するメリットは、トラブルが解決するまでのスムーズなサポートが受けられます。
公的機関であれば、隣人トラブルなどの生活に関する悩みを相談できる専用窓口が設置されているので、トラブルの初期段階からサポートを受けられ、問題を整理しやすいです。
また、無料相談であれば費用面や精神面で相談のハードルが低いため、負担を最小限に抑えながら解決方法を検討できます。

まずは、自分の住んでいる地域の相談窓口に関する情報をしっかりと把握しましょう。
どこに相談窓口があるのか、相談する方法、相談できる時間帯などを調べておき、隣人トラブルが起きた際にすぐに相談できるように準備しておくことが大切です。

相談できる公的機関の窓口一覧

相談を受ける窓口の女性

生活の中で困ったことがあれば、公的機関に相談することが大事です。
ただ、自分が抱えているトラブルの悩みをどこに相談したらいいかわからない方も多いと思います。
ここでは、トラブルで悩んだときに相談できる公的機関の相談窓口をご紹介します。
自分が住んでいる町にどの相談窓口があるか確認してみましょう。

相談窓口一覧

  • 管理会社
    自治会、町内会(戸建ての場合)
  • 市区町村民相談窓口
  • 警察署
  • 弁護士・法律事務所
  • その他

相談窓口:管理会社

一番相談のハードルが低いところは、自分の住んでる建物の管理会社です。
隣人トラブルで悩んだ時は、まず管理会社に相談してみましょう。

物件の管理業務を委託されている管理会社は、建物の住人が快適に過ごせるように大家さんに代わって物件を適切に管理・維持する役割を担っています。そのため、何か隣人トラブルが発生した際は、管理会社はその解決に努める必要があります。
したがって、隣人トラブルの相談をまず管理会社にしてみると、解決がスムーズにしやすいです。

隣人トラブルが起こる前に、事前に管理会社の社名や連絡先などを把握しておくことが重要です。
まずは自分の建物の管理会社の情報を調べておきましょう。

自治会、町内会(戸建ての場合)

戸建てに住んでいる場合は、その地域の自治会や町内会に相談してみる方法もあります。
隣人トラブルの記録や証言があれば、地域の回覧板や直接の声かけなどで注意喚起してくれることがあります。また、地域全体にチラシ配ったりポスターを掲示したりと、隣人トラブルを事前に回避してくれるような対応もしてくれることがあります。

相談窓口:市区町村民相談窓口

隣人トラブルを解決するための相談先として、役所の相談窓口を利用する方法もあります。
隣人トラブルなどの地域住民が生活の中での困りごとを相談できる生活課では、さまざまな問題を行政の取り組みで解決できる可能性があります。
また、隣人トラブルの内容によって、生活課・環境課・公害課など事例に合わせた相談先を選択することが重要です。役所によって担当窓口は異なりますが、さまざまな住民相談窓口が設置されているケースが多くあります。
そのため、自分が抱えているトラブルはどの窓口に相談すべきか確認しましょう。
もし、どの窓口に相談すればいいのかわからない場合は、生活課に相談することをおすすめします。その際に、相談内容に合わせて民間の相談先を紹介してもらえることもあるので、一次的な対応として役所に相談することを検討しましょう。

役所の相談窓口を探す手順としては、「○○(自分の住んでいる地域名) 隣人トラブル 相談」で検索してみましょう。そうすると、各役所のホームページ内の窓口ページが出てくると思います。
ぜひ一度、調べてみてください。

筆者は中野区住みなので、「中野区 隣人トラブル 相談」で検索してみると…
・中野区環境課環境公害係:近隣からの公害に関する苦情相談
・区民サービス課:法律相談のご案内

相談窓口:警察署

隣人トラブルを解決するには、警察に相談する方法もあります。
管理会社や役所に相談しても一向に解決しない場合に、相談してみるのもいいでしょう。

よくある疑問に、ただの民間の隣人トラブルに警察は動いてくれるのか、というのがあります。
結論から言うと、事件性のないトラブルには警察はすぐには動いてくれません。
隣人トラブルの相談内容に事件性がないと判断された場合は、不必要に動きません。
そのため、いきなり警察にトラブルを解決してほしい旨を伝えても解決は難しいです。

そうなってしまうと、自分の抱える隣人トラブルは警察に相談できないんじゃないかと不安に思う方も多いと思います。
しかし、警察では相談を受けるための総合的な窓口を開設し、相談を受け付けています。
相談窓口の詳細は下記の通りです。

警視庁総合相談センター
警察相談専用電話:#9110
電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる全国共通の電話番号です。

※東京都内の場合はこちら番号でも同じところに繋がります。
電話番号:03-3501-0110


詳細について知りたい方は下記ページをご覧ください。
政府広報オンライン(警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ
警視庁(相談ホットラインのご案内

警察安全相談員が、対応方法についてアドバイスくれたりや他の行政機関を紹介してくれたりします。
現状の隣人トラブルが警察が動いてくれるか分からない内容でも、悩んだらまず一度♯9110に電話をし、相談してみましょう。

相談窓口:弁護士・法律事務所

隣人トラブルを法的に解決する方法もあるので、法的解決を検討の場合は弁護士や法律相談所に法律的な相談するといいでしょう。
ただ、弁護士は場所によっては時間あたりに費用が発生する可能性があるので、相談が有益かどうかや状況をしっかりと整理したうえで相談する必要があります。
また、弁護士や法律事務所の中で得手不得手があるので、依頼する場合には各ホームページなどで実績や評判などを確認して、自分にあった相手を選ぶようにしましょう。

弁護士を探す際のおすすめのサイト
弁護士ドットコム
弁護士JP

隣人トラブルを無料で相談した場合は、「法テラス」という窓口があります。
法テラスとは、国が設立した法的トラブル解決のための総合案内所です。
悩みや困りごとに応じて、問題を解決するための法制度や手続き、適切な相談窓口を無料で案内してくれます。
また、必要に応じ、無料法律相談や弁護士・司法書士費用等の立替えを行っているところになります。

法的に解決したい場合は、まず「法テラス」を利用してみることをおすすめします。
法テラス

相談窓口:その他

その他の相談窓口として2つご紹介します。
隣人トラブルを解決するための直接的な窓口ではありませんが、隣人トラブルが原因で心身ともにダメージを追ってしまった場合に役立つところになります。

よりそいホットライン
電話番号:0120-279-338(岩手・宮城・福島からは、0120-279-226

こちらのよりそいホットラインは誰でも利用できる相談窓口です。日常生活で困りごとや学生生活に関すること、学業、仕事、恋愛、家庭、性に関することなど、どのジャンルでも相談に乗ってくれる窓口になります。
自分で解決できない悩みとかあれば利用することを推奨します。

こころの健康相談統一ダイヤル
電話番号:0570-064-556

都道府県・政令指定都市が実施しているこころの健康電話相談などの事業で全国共通の電話番号「こころの健康相談統一ダイヤル」があります。
各都道府県に運営団体があるので、直接自分が住んでいる地域の窓口に電話することもできます。

まとめ

この記事では、隣人トラブルに巻き込まれた際の対処方法と悩んだ時の相談可能な窓口を紹介しました。

隣人トラブルが起きた時に当事者同士で穏便に解決できることが一番の最善策になりますが、そう簡単に解決できないこともあると思います。その場合は、1人で抱え込まずに周りに相談してみることをおすめします。
実際に、日本には困ってる人の手助けをする組織がこんなにもたくさんあります。(調べてみたら知られてないだけで思ったよりも数がたくさんありました。)

万が一、隣人トラブルが事件性のあるトラブルに発展してしまった結果、取り返しのつかない事態に巻き込まれてしまったらもう手遅れです。
そうならないためにも、事前に対応策といざという時の相談窓口の存在を知っておくことがとても大切です。
一度、自分の住む地域の相談窓口について調べておくとよいでしょう。そして、いざという時はぜひ活用してください。